近年、クリニックで施される「医療レーザー脱毛」によって 「永久脱毛」を目指す女性が少なくありません。

永久脱毛が完成すれば、二度と毛が生えてこなくなります。

確かに、医療レーザー脱毛はレーザーの熱でもって 毛根の中にある毛母細胞や毛乳頭を死滅させるため、 再び同じところから毛が生えてくることは無くなります。

ただし、一度の施術で全ての毛根の破壊はできず、 破壊できるのは「成長期」の毛の毛根だけです。

ほっておくと、またムダ毛に悩まされるようになります。

●毛周期の存在 毛には毛周期と言って、成長のサイクルがあります。

毛が血管から栄養分を吸収して伸びていく「成長期」、 成長が止まって自然に毛が抜けていく「退行期」、 そして活動が停止する「休止期」を繰返しています。

よく、髪の毛が抜けると心配している人がいますが、 それは退行期にある毛であり、何もしなくても 1日に100本程度の髪の毛は自然に抜けていきます。

それは髪の毛だけではなく、全ての毛に共通しています。 毛根が生きている限り、何度でも新しい毛が生えてきます。

●継続的な脱毛が必要 医療レーザー脱毛で成長期の毛の毛根を破壊しても、 退行期や休止期にある毛根は生き続けています。

従って、しばらくして休止期の毛が成長期になると、 同じ個所から毛が生えてくるようになります。

体の表面に見える毛は毛全体の3分の1に過ぎません。

従って、毛周期に合わせて脱毛の施術を受けないと、 永久脱毛が完成することはありません。

●部位ごとに異なる毛周期 毛周期はどこの部位でも同じというわけではなく、 体の部位によってサイクルが異なっています。

例えば、髪の毛は成長期が非常に長くなっており、 3~4年間で退行期に入り、休止期は3~4ヶ月です。

頭髪以外の部位は成長期と休止期の期間がほほ変わらず、 脇の毛は成長期・休止期とも3~5ヶ月であり、 腕は3~4ヶ月、ビキニラインは1~2年です。

つまり、成長期を待って脱毛の施術を受ける必要があり、 通常、1年に3~4回の施術で永久脱毛が完成します。